苔花堂古本目録・評論

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文芸評論
書名・書影 価格 執筆者 出版社 発行年 状態、目次抄
江戸東京学事典 新装版 ¥3,500 小木新造 ほか編 三省堂 2003年 新装版初版 函
東京文学地名辞典 ¥3,500 槌田満文 編 東京堂 昭和53年 初版 函ヤケシミ 小口シミ
東京文学散歩 下町編・山の手編 2冊揃 ¥1,500 野田宇太郎・監修 角川写真文庫11・12 昭30 初版 カバースレ、痛み有 各68頁白黒写真 −下町編・隅田川、日本橋−築地−お濠端、神田−九段、根岸−浅草、墨東、葛飾/山の手編・本郷−上野−小石川、谷中−田端−染井、池上−高輪−三田、麻布−渋谷、牛込−雑司が谷−早稲田−大久保、武蔵野
新・日本文壇史 第6巻 文士の戦争、日本とアジア
新・日本文壇史 第6巻 文士の戦争、日本とアジア
¥2,000 川西政明 岩波書店 2011(平成23)年 初版 カバー 帯
西洋の音、日本の耳−近代日本文学と西洋音楽楽
西洋の音、日本の音−近代日本文学と西洋音楽
¥3,800 中村洪介 春秋社 2002(平成14年) 新装版初版 カバー 帯 −幕末維新、明治の人たちは西洋音楽をどう聴いたか。洋楽受容にみる日本近代化論 資料を丹念に読み解く比較文化的考察(帯文)
日本の小説 ¥1,500 生島遼一 新潮社 新潮叢書 昭19 初版 ヤケ シミ有 痛有 
竹取物語の美しさ/宇治十帖から/今昔物語と堤中納言物語/近世小説/雨月と八犬傳/鴎外、漱石、獨歩/日本の小説と西洋の小説 
エスペラントの父 ザメンホフ
エスペラントの父 ザメンホフ
¥1,000 伊東三郎 岩波書店 岩波新書 昭40 重版 新書版 小口ヤケ 頁シミ有 
−まえがき/
1・ラザロ・マルコウィッチ(不幸な國リトワニア・ポーランド、不幸な民の幸福な家庭、人工世界語への道、諸國民のにくしみよ たおれよ) 
2・ドクトーロ・エスペラント(世界語をすべての人に、眼科醫、結婚 そして『第一書』の發行、世界語の育ての苦労、ねばり強く辛抱強く希望を持って、力強く立とう愛する兄弟たちよ) 
3・マイストロ(大先生)(感激のブーローニュ萬國大會、ド・ボーフロン侯の裏切り、言葉のコロムブス、聖者の夢、死と不死)/
ザメンホフ年譜、エスペラント語形語法一覧
文豪の翻訳力 −近現代日本の作家翻訳 谷崎潤一郎から村上春樹まで
文豪の翻訳力
¥1,800 井上健 武田ランダムハウスジャパン 2011(平23) 初版 カバー 帯 
−作家たちは何を求めて原文と向き合い、何を創りだしたか?日本文学の成り立ちと日本語文体に多大な影響を与えた「作家翻訳」。その変遷と意義を比較文学の第一人者が多様な視点と綿密な論考でたどる。(帯文) 
1992年刊丸善ライブラリー『作家の訳した世界の文学』を大幅に加筆 
−はじめに/
序章1・作家翻訳をいかに問題とすべきか
(作家の翻訳という場、翻訳文学を先導するものとしての作家翻訳−再読『洛中書問』論争、作家翻訳と創造性の問題、翻訳学の展開と翻訳文学研究の課題)、
序章2・戦後翻訳史の転回点と作家=翻訳家村上春樹の出発(1979−82)
(戦後翻訳文学史における六〇年代と七〇年代、村上春樹のフィッツジェラルド体験)、
第2章・物語作家たちの試み
(語りの戦略を訳す(谷崎潤一郎)、翻訳批評・翻訳から創作へ(佐藤春夫)、換骨奪胎の才と翻訳(芥川龍之介)、訳しながら「書く」ということ(堀辰雄)、漢籍読から翻訳へ(中島敦))、
第3章・翻訳者としての詩人たち
(「方便」としての翻訳(三好達治)、逐語訳から本歌取りとしての翻訳へ(立原道造)、ファンタジーを訳すには(堀口大學))、
第4章・戦後作家は何を訳そうとしたのか
(幻想の叙法(中村真一郎)、悪夢とユーモアを訳す(長谷川四郎)、瑞々しくもしたたかな語りを訳す(三浦朱門)、音楽の予感(古井由吉)、短編小説翻訳作法(吉行淳之介)、「声」の再生(富岡多恵子)、字幕から翻訳へ(池澤夏樹)、アンチ・ヒーローの系譜を訳す(小島信夫)、人称代名詞の間に(野坂昭如)/
あとがき
現代文学研究の枝折
現代文学研究の枝折
¥3,800 浦西和彦 和泉書院 近代文学研究叢刊26 2001(平成13)年 初版 カバー 帯 −徹底した書誌調査をすることで知られる著者が、独自の視点から自在に日本現代文学を照射する。収録された五十編余りの全てが現代文学研究の道しるべとなろう。島木健作尋問調書、日本プロレタリア美術家同盟活動日誌、『藤村全集』逸文、北條秀司宛岡本綺堂書簡、中河与一宛川端康成書簡など貴重な資料も紹介(帯文) 叢書類の解説・解題や月報類に載せた短文等を主にして纏める。 3部59編
近代日本の批評 昭和篇  上下2冊揃
近代日本の批評 昭和篇
¥2,000 柄谷行人編/浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、三浦雅士・討議/柄谷行人、三浦雅士、浅田彰・論文 福武書店 1990(平2) 初版 2冊揃 カバー  ノド割れ 文字訂正鉛筆書込有  
−近代日本の批評史を検討する。各回担当者が論文を提出し、浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、三浦雅士が徹底討議。昭和という時代を腑分けし狭義の文字批評を越えて、その文学・思想を据え直し、新たな批評史を展開。付・批評史略年表 
−昭和篇上(柄谷行人・序/1・柄谷行人「近代日本の批評−昭和前期1」、2・討議 昭和批評の諸問題1925−1935(浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、三浦雅士・討議)、3・柄谷行人「近代日本の批評−昭和前期2」、4・討議 昭和批評の諸問題1935−1945(浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、三浦雅士・討議)/昭和批評史・略年表1923−1945、人名索引)  
昭和篇下(1・三浦雅士「戦後批評ノート」、2・討議 昭和批評の諸問題1945−19365(浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、三浦雅士・討議)、3・浅田彰「戦後批評史ノート」、4・討議 昭和批評の諸問題1965−1989(浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、三浦雅士・討議)/昭和批評史・略年表1945−1989、人名索引/柄谷行人・あとがき)  
アイヌの文学
アイヌの文学
¥800 久保寺逸彦/佐々木利和・跋文 岩波書店 岩波新書 1981(昭56) 重版 新書版 表紙折れ有 歪み有 参考モノクロ図版有 
9章 
−序/1・アイヌ語における雅語と口語、2・アイヌの歌謡、3・アイヌの歌謡の種々相、4・巫女の託宣歌、5・神謡、6・聖伝、7・英雄詞曲と婦女詞曲、8・散文の物語、9・アイヌ文学の発生的考察/
佐々木利和「解説にかえて」
文士と文士
文士と文士
¥1,000 小山文雄 河合出版 1989(平1) 初版 カバー 
−明治時代の文士のなかから、夏目漱石と高山樗牛、福地桜痴と福沢諭吉、高山樗牛と姉崎嘲風、正岡子規と陸羯南をとりあげ、それぞれの関わりをひとつの典型として示すことによって、関わりの人間論への接近をはかり、あわせて各文士像に新しい照射を試みる(「まえがき」より) 
−まえがき/
1 「何の高山の林公」 漱石と樗牛−あわない二人/
2 「君曾て余に背かず 余実に君に背けり」 桜痴と諭吉−言いたくない相手/
3 「鼓動を共にする胸は・・・」 樗牛と嘲風−熱っぽい友情/
4 「陸は子規さんが非常に好きで・・・」 子規と羯南−包まれる立場/
主要文献、あとがき
時代小説人物事典
時代小説人物事典
¥1,000 歴史群像編集部・編 学研(学習研究社) 平19 初版 カバー 地に印有 
−おもに江戸時代を背景とした時代小説の名作をとりあげ、登場人物のプロフィールを紹介(凡例より) 
−口絵写真・映像化された時代小説の登場人物(16頁)/
第1章 名作シリーズ作品(池波正太郎「鬼平犯科帳」 岡本綺堂「半七捕物帳」 大佛次郎「鞍馬天狗」 柴田錬三郎「眠狂四郎無頼控」 藤沢周平「用心棒日月抄」)/
第2章 名作長編作品(五味康祐「柳生武芸帳」 司馬遼太郎「竜馬がゆく」 子母澤寛「新選組始末記」 白井喬二「富士に立つ影」 中里介山「大菩薩峠」 山本周五郎「樅ノ木は残った」 吉川英治「宮本武蔵」 隆慶一郎「吉原御免状」)/
第3章 作家別名作選その1(シリーズ作品 短編連作 中・短編)(35作家40作品 泡坂妻夫「宝引の辰捕物帳」 池波正太郎「剣客商売」 佐伯泰英「密命」 佐江衆一「江戸職人綺譚」 笹沢佐保「木枯らし紋次郎」 林不忘「丹下左膳」 平岩弓枝「御宿かわせみ」 宮部みゆき「霊験お初捕物控」他)/
第4章 作家別名作選その2(長編作品)(36作家39作品 浅田次郎「壬生義士伝」 有吉佐和子「華岡青洲の妻」 角田喜久男「髑髏城」 直木三十五「南国太平記」 藤沢周平「蝉しぐれ」 宮部みゆき「ぼんくら」 山田風太郎「甲賀忍法帖」 山手樹一郎「桃太郎侍」他)/
第5章 作家別代表作/
資料編(江戸主要地区図、時代小説年表、主要映像化作品リスト、作家紹介、元号・西暦対照表、江戸時代年号早見表、徳川15代将軍)/コラム・江戸時代を見にゆく/項目索引
司馬遼太郎と藤沢周平−「歴史と人間」をどう読むか
司馬遼太郎と藤沢周平
¥1,000 佐高信/石川好、色川大吉、宮部みゆき・対談 光文社 1999(平11) 初版 カバー 帯 
−「天翔る者」と「地を歩く者」を読み解く! 二人の人気作家は何を描こうとしたのか 
−第一章 両者の違い(「上からの視線」と「市井に生きる」、同じ人物・「清河八郎」をどう描いたか)/
第二章 両者への違和感と疑問(司馬遼太郎の避けた問題、藤沢周平の唯一の疑問)/
第三章 藤沢周平の心性(農民の血と詩人の血、心に「狼」を棲まわせていた男−『市塵』・新井白石論)/
第四章 司馬遼太郎をどう評価するか(「自由主義史観」と「司馬史観」(石川好・対談)、歴史のうねりを描くとは(色川大吉対談)/
第五章 藤沢周平をこう読む(俳句にこめられた文学と故郷の風景、苦界に身を沈めた経験(宮部みゆき・対談)/
あとがき、初出一覧
哲学・社会科学系評論
書名・書影 価格 執筆者 出版社 発行年 状態、目次抄
キリスト教神秘思想史3 −近代の霊性
キリスト教神秘思想史3 −近代の霊性
¥9,500 ルイ・コニェ/上智大学中世思想研究所・翻訳、監修 平凡社 1998(平成10)年 初版 カバー背ヤケ 帯痛み 700頁
黒い太陽−抑鬱とメランコリー
黒い太陽−抑鬱とメランコリー
¥2,000 ジュリア・クリステヴァ/西川直子訳 せりか書房 平6 初版 カバー 口絵写真4頁 
−ホルバイン、ネルヴァル、ドストエフスキー、デュラスらの作品や臨床例のなかに《抑鬱とメランコリー》の様相をさぐり、その苦悩の転化を経て生れる豊かな想像的宇宙を独自の精神分析理論によって鋭く洞察し、この陰鬱な世紀の病いに新しい創造の光を投げかける。(帯文) 
2部8章  
−第一部(1 美−抑鬱を病む者の別社会、2 ホルバインの『死せるキリスト』、3 ネルヴァル 「廃嫡者」、4 ドストエフスキー 苦悩のエクリチュール 赦し、5 苦悩の病い−デュラス)/
第二部(6 対鬱剤としての精神分析、7 パロールの生と死、8 女性の抑鬱のさまざまな形(食人的な孤独、殺すか自殺するか−犯された過ち、処女なる母))/原註および訳註、訳者あとがき
ロラン・バルト 世界の解読
ロラン・バルト 世界の解読
¥4,000 篠田浩一郎 岩波書店 2010(平22) 重版 カバー 帯 
−批評家、記号学者、テクスト理論家、作家と、四回の転生をみせた20世紀フランスの巨匠。その軌跡を追って文学活動のすべてを浚う。人間世界の解読者、最後のユマニストの全体像をとらえた、バルト研究の決定版。(帯文) 
本論4部24章 −序章 光を求めて/第一部 脱神話化−”参加”の時代/第2部 記号学の開拓−”構造主義”の時代/第3部 テクストとしての世界へ−”ポスト構造主義”へ/第4部 ロマネスクを索ねて−”ポスト・モダン”へ/終章 光のゆくえ/註、図版一覧、後記、文献目録、著書目録、人名索引
サルトルとその時代
サルトルとその時代
¥1,000 白井浩司 アートデイズ 2012(平24) 初版 カバーシミ 帯 
−知識人が政治に参加した戦後の世界。サルトルの言葉は熱狂をもって迎えられ、若者たちの生き方さえも変えた。サルトル研究の第一人者が、その生涯をたどり、彼が人々に伝えようとしたことの全貌と彼が生きた時代とを跡付ける(帯文)  
口絵写真2頁 10章34項 
−はじめに/
1章 特異な生い立ち(祖父に育てられる、文学の芽ばえ)、
2章 才気走った若者(ポール・ニザンとの出会い、高等師範学校の秀才たち、高等師範学校での型破りな生活)、
3章 作家への道(ボーヴォワールとの愛、ふうがわりな行状、狂った関係、『嘔吐』の完成に向かって、作家修業)、
4章 サルトルの原点 小説『嘔吐』(〈吐き気〉を呼ぶ「存在」、「存在」への理解、悲劇的人間像の集約)、
5章 戦争の始まりと終わり(前線の軍務に服す、占領下のパリで、解放後のパリで)、
6章 戦後の作家活動(アンガジュマン文学を具体化する大作、『自由への道』の中断、文学はどうあるべきか)、
7章 戦後の政治的活動(思弁から実践へ、現実のコミュニスムの失望、不毛な政治的活動)、
8章 新しい出発(戦後の私生活、コミュニストの同伴者、新しい時代の内的支柱『悪魔と神』)、
9章 参加(アンガジュマン)と孤立−激動の50年代(孤立するサルトル−カミュ、メルローらと絶縁、文学との訣別、意味深い「ジュネ論」−戦後最大の文芸評論、1950年代前期の二つの戯曲、ハンガリー事件と宿命の孤立)、
10章 戦い続けたサルトル(演劇で官憲批判、アルジェリア独立戦争とサルトルの〈参加〉、実存主義と文学の無力を知る、最後まで戦う)
バタイユ 消尽 −現代思想の冒険者たち11
バタイユ 消尽 −現代思想の冒険者たち11
¥1,500 湯浅博雄/出口裕弘、西谷修、弓削達、いしいひさいち、北川東子・月報執筆 講談社 現代思想の冒険者たち11 1998(平10) 初版 カバー 帯 
月報付(出口裕弘「バタイユと“賭け”」 西谷修「透明な都市のバタイユ」 弓削達「心に残る思想のことば13」 いしいひさいち「思想家冒険漂流記13(四コマ漫画)」 北川東子「次回配本・著者から読者へ」) 
−聖なるものエロティシズム 人間存在の暗部を照らす非生産と非知の圧倒的な思想(帯文) 
9章 −まえがき/
序章 バタイユ的領界−内的経験と異質学、第一章 動物性と人間性、第二章 〈俗なるもの〉の世界の形成、第三章 聖なるもの・宗教性・エロティシズム、第四章 祝祭=供犠の解明に向けて、第五章 原初的宗教性から制度化された宗教へ、第六章 キリスト教の制度化と神秘化の思想、第七章 欲望論から文学=芸術論へ、第八章 共同性の問いへ/
バタイユ略年譜、主要著作ダイジェスト、キーワード解説、読書案内、あとがき、索引
フェミニズム理論辞典
フェミニズム理論辞典
¥3,500 マギー・ハム/木本喜美子、高橋準・監訳 明石書店 平9 初版 カバー 第二版 見出し語607語(見出し語配列はアルファベット順) 巻頭に五十音順一覧表「見出し語和英索引」、巻末に「見出し語項目別索引」を掲載 本文361ページ/参考文献
ウェーバーとマルクス
ウェーバーとマルクス
¥1,000 カール・レヴィット/柴田治三郎、脇圭平、安藤英治・訳 未来社 1971(昭46) 重版 カバー端スレ 裏見返し数字の印押し有 ラベル剥がし痕有 
−緒論/
第一篇 「合理化」を手引きとするウェーバーの市民的資本主義的世界の解釈/
第二篇 人間の自己疎外を手引きとするマルクスの市民的資本主義的世界の解釈/
第三篇 唯物史観にたいするウェーバーの批判/
原註、訳者後記(弘文堂版)、訳者後記(未来社版)
精神の現象学への道
精神の現象学への道
¥1,500 金子武蔵/小倉志祥・解説 岩波書店 1989(平1) 重版 函背ヤケ  
−1 ヘーゲルの就職テーゼ/
2 ヘーゲルの初講義をめぐって/
3 ヘーゲル『精神の現象学』のひとつの解釈/
4 ヘーゲルの「テュビンゲン手記」−民の宗教について/
小倉志祥・解説/英文梗概/金子武蔵博士ヘーゲル研究業績一覧
癒しのトポス
癒しのトポス
¥1,000 立川昭二編著/本田和子、辻村ジュサブロー、高江洲義英、河野博臣・対談 駸々堂 1985(昭60) 初版 カバー 帯 
−病いを生きる。〈末期ガン〉〈シャーマニズム〉〈人形〉〈子ども〉の現場で先端にいる人々が語った。人間はホモ・パティエンス(病める者)である(帯文) 病者と医療者との真の治療関係は、どうならなければならないのか。病院が病者の真の癒しの場となるには、どうあらねばならないのか。そもそも病いを癒やすものは、いったいなんなのか。 
四者との対談 
−現代を照らし出す位置−三人の医学生からの手紙/
子ども感覚の回復 vs本田和子(児童学者)/
人形のパトロジー vs辻村ジュサブロー(人形師)/
肝の病いの復権 vs高江洲義英(精神科医)/
癒しのトポス vs河野博臣(外科医)/
魂の点滴−「いずみの会」の人たち
夜這いの民俗学
夜這いの民俗学
¥1,000 赤松啓介 明石書店 1994(平6) 初版 カバー 
2部構成 −
1・夜這いの民俗学/
2・夜這いの性教育(はじめに、ムラの仲間意識、子供の遊びと性、現役兵としての仲間意識、若衆入りとその儀式、フンドシとコシマキ祝い、若衆への性教育−筆下し、娘の民俗−初潮祝い、夜這い、夜遊び、祭りや講の日の性習俗)
非常民の性風俗
非常民の性風俗
¥2,000 赤松啓介 明石書店 1992(平4) 重版 カバー 帯 
−底辺農民、スラム街の人たち、そして被差別部落の民俗調査を通してその基幹となる思考を性民俗に見いだし、非常民の生活様態を多様な側面から描く日本民俗学界の労作。柳田民俗学が回避しつづけた階級、差別、性の民俗に肉薄するフィールド・ワーク。 (紹介文)
−1 村落社会の民俗と差別/2 非常民の性民俗(ムラとマチ)/結 非常民の性と結合の歴史
関所抜け 江戸の女たちの冒険
関所抜け 江戸の女たちの冒険
¥1,500 金森敦子 晶文社 2001(平成13)年 重版 カバー 帯
江戸町人の生活空間−都市民の成長 ¥2,000 戸沢行夫 塙書房 塙選書 2013年 初版 カバー端スレ 帯 −混沌と秩序から生まれた江戸町人の姿 江戸中期、すでに一〇〇万人の人口を擁した大都市・江戸は、根生(ねお)いの江戸っ子に加えて、地方からの流入者も増加していた。生活習慣の異なる人々の混在により坩堝と化した江戸の都市民は、たび重なる火災や洪水など災害の直撃をうけながら逞しく生きた。都市生活の不安と混沌の中から新たな成長をとげた町人の姿を描く。(紹介文) 5部構成 −まえがき/1・江戸・東京の都市空間−「江戸一目図」の世界 2・『江戸買物独案内』にみる商仕法−在方商人の江戸進出 3・都市民が支えた浮世風呂−湯屋株と町共同体 4・橋詰広場の勧進能−畳札と入込札 5・もやし初物考−“旬”を喰らう江戸っ子/あとがき
色川三中の研究 伝記篇・学問と思想篇 2冊揃 ¥10,000 中井信彦 塙書房 昭和63年・平成5年 初版 2冊揃 函背ヤケ 小口シミ 伝記篇(序論 幕末期における“地域”の形成とその結節者−色川三中研究の輪郭/第一篇 色川三中の生涯) 学問と思想篇(序論 「初期ブルジョアジー」の学問と思想−色川三中の歴史研究の視座と視野をめぐって/第二篇 色川三中の学問と思想(「実意一ツあらば」−色川三中の生活倫理、色川三中の歴史観−くだれる世の必然と天皇、天津神族と国津神族−三中の古代史論断章、『香取文書纂』の編纂について(写真資料有)、黒船一件記録集について)/年譜、中井信彦著作目録、編集後記、索引)
片葉雑記 色川三中黒船風聞日記 ¥3,000 中井信彦・校注 慶友社 1986年 初版 函
福沢諭吉書簡一覧 ¥3,000 松崎欣一・編集
1997年3月 217頁冊子 背ヤケ 訂正箇所赤ボールペン描き入れ有 −1996年12月までに福沢諭吉全集、福沢諭吉年鑑により公刊されている福沢諭吉書簡(2373通)の一覧
福沢諭吉書簡集 全9冊揃 ¥20,000 慶應義塾・編 岩波書店 2001−2002年 初版 慶應義塾特装版 全9冊揃 函 月報揃
三田演説会と慶應義塾系演説会
三田演説会と慶應義塾系演説会
¥5,000 松崎欣一 慶應義塾大学出版局 福澤研究センター叢書 1998(平成10)年 初版 カバー −明治初年以来四半世紀にわたって行われた福澤諭吉と慶應義塾に関わる人々による「演説」と「演説会」の実践の跡を当時の新聞記事や活動記録などから丹念にたどった大著。(紹介文より)
海軍の「坊つちやん」太田三次郎
海軍の「坊つちやん」太田三次郎
¥2,000 秦達之 論創社 2005(平17) 重版 カバー 帯 
−日本海軍、反逆の先駆者の素顔 日露戦争後の1910年代に、海軍高官への贈賄事件へと発展した「シーメンス事件」の告発や軍備縮小、対米戦の回避など、海軍の「廓清」を唱えた太田の思想と行動の全貌を紹介する(帯文) 
3部構成 −まえがき/
1・1911年−海軍廓清論を掲げて(はじめに、1911(明治44)年とはどういう年か、太田三次郎の「海軍改革論」東京版、太田三次郎の「海軍改革論」名古屋版、日米対立と財政危機の中で、辛亥革命と太田三次郎、中国における太田三次郎、むすび−海軍の「坊つちやん」)/
太田三次郎を行く−ちょっと長い間奏曲(インテルメッツォ)/
2・1914年−シーメンス事件の中で(はじめに、水野広徳の対米戦争論、佐藤鉄太郎の海軍改革論、シーメンス・ヴィッカース事件、事件はなぜ起きたか、太田三次郎と海軍廓清運動1−免官以前、太田三次郎と海軍廓清運動2−免官以後、太田三次郎の翻訳物、片桐酉次郎の場合、シーメンス事件以後、太田三次郎論−二葉亭四迷と対比しつつ、非難と賞賛−むすびにかえて/
あとがき/太田三次郎年譜、太田家系図 付・溝口家、大槻家
金剛事件 −今村力三郎訴訟記録 3冊揃
金剛事件 −今村力三郎訴訟記録 3冊揃
¥10,000 砂田卓士・序文/宮坂宏、日高義博・解説 専修大学今村法律研究室 昭52 初版 3冊揃 函  

1(「軍艦問題記録(前編)」「海軍事件取寄記録及検事聴取書」収録) 
2(今村力三郎氏の手許に残されていた事件に関する三井物産株式会社関係の資料の写、松本和の軍法会議判決、検事の論告及び弁護人の弁護資料を収録 「資料」「検事の罪量並刑の要求陳述(論告)」「弁護資料」) 
3(今村力三郎氏の弁論要旨宇、および第一審判決、第二審判決を収録 「今村力三郎弁護要旨及犯情論」「第一審判決」「第二審判決」/解説 宮坂宏「金剛事件の概要とその背景」 日高義博「金剛事件判決の争点とその論評」) 
戦死ヤアワレ−無名兵士の記録
戦死ヤアワレ−無名兵士の記録
¥1,500 足立巻一 新潮社 1982(昭57) 初版 カバー 小口ヤケ 
−わたしは昭和十三年九月から敗戦まで二回徴兵された。この記録はそのささやかな戦記のつもりであるが、戦記は敗戦で終わったわけではなく、当然ながらそののち日常のなかにつづき、これからも死ぬまでつづくであろう。この稿は昭和五十五年五月二十五日、フィリピンで戦死した竹内浩三の詩碑が伊勢朝熊山に建ったところで一応終えたけれども、わたしの記録は完了したのではない。戦争の記憶はいつまでも生きていて、年とともに深まっていくように思える。(「三十七年めの逆上陸部隊演習地−あとがきにかえて」より)
10章 −爆発、呑気な兵隊たち、死の星座、地下陣地、台地の村で、休暇命令、八月十五日前後、指宿再訪、志布志湾、戦死ヤアワレ/三十七年めの逆上陸部隊演習地−あとがきにかえて
随筆 郵便喇叭
随筆 郵便喇叭
¥5,500 三井高陽 私刊本 1973(昭48) 初版 368頁 函 小口シミ有 
−戦争、追放などといういろいろな事を経験した。その間雑誌などにたのまれて書いた雑文がかなり溜まった。その中から選んで一冊にまとめたものがこの小書である。(あとがきより) 
郵便に関連する話を中心に身辺雑記など80篇
−郵便のはなし(ローマの文具、古い郵便法令の形式、無料郵便、外国古書に現れる徳川末期の日本郵便、郵便笑話、郵便馬車寸劇、郵便馬車乗車券、郵政問答)、ポストとは何か、フランスの郵便屋さん、郵便の車、鉄道郵便、信書の鍵、郵便の枝葉、郵便の看板、ロマンティックな郵便、フリードリッヒ・リストの通信政策論、郵便史余話(伝書バトと初期の電信法、郵便と新聞、切手とはがきの元祖争い、絵はがきのおこり、通信と神話、封筒のはなし、万郵連の発案者)、鉄道と郵便、前島さんとステファン、誤訳珍談、郵便史の一こま、郵便と世界平和、切手と印紙、私のたのしみ、テレビのあらさがし、クリスマスカード、春信の浮世絵、玉石混淆、通信史からみたフランクフルト、わが愛する郵便、ベルリンの市内交通発達沿革、ドイツの大学通信制度、ドイツの電車、ハイドンの首、ひざまずく場所、伝統と自由の象徴(ウィーン大学六百年祭)、木船誕生、机の上の一冊の本、東西計り方の違い、パーティ談義、クラブ談義、切手と伝書鳩、一学徒のひとりごと、月に想う、自然を護る心、先祖の信仰、宗教抹殺教育の反省、母への追慕、すずめ、ポツダムの秋、アントニオ爺さん、オーストリア汽車の旅、カールスバード温泉療養記、ゲーテとカールスバード、サウナ、塾風生んだ慶應幼稚舎、卒業式、入沢先生を偲ぶ、火事の思い出、古文書の保存、楽しかった小学時代、身辺書物ばなし、フィンランドの国民、滞欧雑感、キーナン検事の家主、思い出の古城、語学の苦汁、古帳面漫談、蔵書とマンション、ことばと文字、七つのばらの花、にせ物と本物、日本陸軍史の一こま/
あとがき
木場の歴史 ¥2,000 吉田好彰・監修 森林資源総合対策協議会 グリーン・エージ編集室 昭和34年 初版 端スレ痛み 口絵モノクロ図版(昭和初年「木場の面影」から16点 中谷錬次郎・解説) −東京木材市場のおこり、商人仲間の結成、材木商人の株仲間、材木仲間の経済機能、材木仲間の内輪争い、問屋取引と幕末期の市場、主要産地と木材輸送・規格/あとがき
木場の徳島縣人 ¥2,000 黒坂利夫・編 東京木場徳島県人会 昭和36年 初版 函端スレ 小口シミ 口絵モノクロ写真4頁 −徳島県人と木場の関係/明治の人々(久次米商店、武市森太郎、黒田善太郎、塩田勘六、など15名余)/大正・昭和・現代(清重猪佐美、中川永一カ、三木亮一、など77名、木場取引の変遷)/荷物受渡場所の後退、取引単価と商談・価格の変動、木材輸送の変化・木場の服装、木場徳島県人会の発足とその後
華甲録−題して桐畑米蔵 恥の書溜
華甲録−題して桐畑米蔵 恥の書溜
¥2,000 桐畑米蔵 自費出版/つむぎ出版・制作 1996(平6) 初版 250頁 
−まえがき/
1 全国税労働組合の一人として(職場機関紙を語る、権利の斗いの記録(1967年メーデープラカード事件裁判闘争の経過と現在に於る総括)、税についてのコメント)/
2 評論と創作・雑文(中国漫画迷、現代漫画戯評、キリさんのマンガ週刊紙、京都労演のなかで、SFについての私史、スクリーンの輝くとき、職場サークル昔は)/
3 亜州ぶらぶら(シンガポール、ベトナム、香港、ハルピン、韓国、上海、他)/
4 はじめに立命ありそして(立命大のころ)/あとがき
東亜同文書院 中国大調査旅行の研究 愛知大学文学会叢書5
東亜同文書院 中国大調査旅行の研究
¥3,500 藤田佳久 大明堂 平12 初版 函 地に印有 
−はじめに/
第一章 「幻」ではない東亜同文書院と中国研究、
第二章 『蘭州紀要』に寄せて」、
第三章 波多野養作の西域踏査旅行について、
第四章 波多野養作の「西域地方事情」ノート、
第五章 中国・福建省ルートを追う、
第六章 調査旅行日誌から内陸三省の地域像を描く、
第七章 東亜同文書院の中国調査旅行とコースについて/おわりに
朝、上海に立ちつくす−小説 東亜同文書院
朝、上海に立ちつくす−小説 東亜同文書院<
¥1,500 大城立裕/志賀紀子・装幀 講談社 1983(昭58) 初版 カバー 帯 小口シミ 背ヤケ 裏見返し日付記入有 
−幻の大学に学んだ悲劇の青春!戦前の日本には、隣邦中国を助けアジアのために働きたいというロマンチシズムがあった。それは中国要衝上海に「東亜同文書院」として結実したが、日中関係の歴史に激しく揺すぶられ、ついには大日本帝国と共にこの地上から消え去った(帯文)

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2011年3月11日に発生した東北地方の地震で被災された方、震災の影響を受けておられる方、お身内・お知り合いについて心痛めていらっしゃる方々へ蔭ながらお見舞いと、ご無事をお祈り申し上げます。時間はかかるとは思いますが、心身の安定、生活の落ち着きを取り戻せるよう願っております。古本など、不要不急の品ですが、どなたにとっても、幾ばくかでも心のハリとなりますことを願います。  苔花堂書店 五本木広子