苔花堂古本目録・文庫・評論(日本・東洋 古典文学、詩歌、文学評論)

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文庫・日本・東洋 古典文学、詩歌、文学評論 在庫一覧表
書名・書影 価格 著者、訳者、解説 出版社 発行年月 状態、目次抄
王朝漢詩選 ¥800 小島憲之・編 岩波書店 岩波文庫 2010年 重版 文庫版 カバー -「漢詩」という外来の文体に、詩才を競いあって生まれた王朝の漢詩は、漢字による表現の困難さを克服しつつ、王朝びとの詩心を表出した成果にほかならない。七-十二世紀に創られた詩は三千余首にものぼる。その中から一七〇首を厳選、訓読文と現代語訳・注釈を付し、先人たちの巧みなまた愛すべき詩を味読できるよう配慮した。(紹介文)
今昔物語集 本朝仏法部 上巻
今昔物語集 本朝仏法部 上巻
¥800 佐藤謙三・校註 角川書店 角川文庫 昭43 重版 文庫版 484頁 帯 上巻(巻第十一-巻十五(211話(本文欠含む)/脚注)
全訳注 平家物語(11) ¥800 杉本圭三郎・全訳注/杉浦幸治・装画/志賀紀子・カバーデザイン 講談社 講談社学術文庫 1991年 重版 文庫版 カバー -覚一本の一本である東京大学国語研究室所蔵『平家物語』(旧高野辰之氏蔵)を底本とし、笠間書院刊影印本によって翻刻。-元暦2年2月、義経は精鋭を率い、暴風をついて屋島を奇襲し、平家を破った。壇の浦に遁れた平家勢と、これを追う源氏勢との最後の合戦が、同年3月24日関門海峡で繰広げられ、海上の激しい戦闘のはてに平家方は敗れ、二位尼に抱かれて安徳帝は入水し、知盛、教経ら武将も壮絶な自害をとげた。宗盛、建礼門院は捕えられて都へ連れ戻され、宗盛は頼朝に面謁ののち斬られ、捕虜となっていた重衡も奈良の大衆に引渡され処刑された。(紹介文) -凡例/平家物語・巻十一(本文、現代語訳、語釈、解説 -逆櫓(さかろ)、勝浦 付大坂越、嗣信(つぶのぎ)最期、那須与一、弓流、志度合戦、鶏合 壇浦合戦、遠矢、先帝身投、能登殿最期、内侍所都入、剣、一門大路渡、鏡、文之沙汰、副将被斬、腰越、大臣殿被斬、重衡被斬)
全訳注 平家物語(12) ¥1,000 杉本圭三郎・全訳注/杉浦幸治・装画/志賀紀子・カバーデザイン 講談社 講談社学術文庫 1991年 重版 文庫版 カバー -覚一本の一本である東京大学国語研究室所蔵『平家物語』(旧高野辰之氏蔵)を底本とし、笠間書院刊影印本によって翻刻。-平家が滅びはてて、世も平穏になるかと思われたが、京は激しい大地震の災害をうけた。捕虜となった平大納言時忠らは流刑に処せられ、また数々の武勲にもかかわらず、頼朝の嫌疑をうけた義経のもとへ刺客が向けられ、義経はこれを斬って行方をくらました。平家の残党は誅せられ、六代もついに斬られて平家の子孫は絶えた。建礼門院の大原での余生を語って、ここに『平家物語』全篇の幕はおろされる。(紹介文) -凡例/平家物語・巻十二・灌頂巻(本文、現代語訳、語釈、解説 -大地震、紺掻之沙汰、平大納言被流、土佐房被斬、判官都落、吉田大納言沙汰、六代、泊瀬六代、六代被斬/ 灌頂巻-女院出家、大原入、大原御幸、六道之沙汰、女院死去)/地図、系図、年表、解説
好色一代男 附・現代語譯
好色一代男 附・現代語譯
¥800 暉峻康隆・訳注 角川書店 角川文庫 昭41 重版 文庫版 296頁 裸本背しみ、汚れ 挿絵54図(西鶴自画)
-巻一-巻八54話/脚注、現代語譯、解説(諸本、時代、成立、鑑賞と批判)
砂払 江戸小百科 上下2冊揃 ¥1,500 山中共古・著/中野三敏・校訂 岩波書店 岩波文庫 1987・1999年 下巻重版 上下2冊揃 文庫版 カバー -二百冊にのぼる洒落本を漫読、時代・風俗をみるに足る一節を興の趣くままに書き抜き、それぞれに感想や考証を記した気楽に楽しめる江戸ばなし百科。書名『砂払』は、洒落本の異名を蒟蒻本といい、蒟蒻には体内の砂を払う功能があるというところに由来する。著者(一八五〇―一九二八)は,最後の幕臣の一人であり,考古・民俗学者で江戸学の先駆者。(紹介文)
砂払(下) 江戸小百科 ¥1,000 山中共古・著/中野三敏・校訂 岩波書店 岩波文庫 1987(昭和62)年 初版 文庫版 カバー 下のみ
国文学全史 平安朝篇(2) ¥500 藤岡作太郎/杉山とみ子・訳注/志賀紀子・カバーデザイン 講談社学術文庫 昭52 初版 カバー端切れ有  -第二期 延喜天暦(古今和歌集、文章家としての紀貫之、古今集の撰者、天暦時代の漢文学と詩合、歌合、後撰和歌集、後撰集時代の歌人、大和物語、蜻蛉日記、宇津保物語、落窪物語)
日本故事物語 ¥800 池田弥三郎/熊谷博人・カバー 角川文庫 白226-1 昭48 初版 カバー 記名印有 口絵写真2頁 
-いわく因縁故事来歴-序にかえて/第一章 庶民の知恵/第二章 生活の哲学/第三章 民間の知識/第四章 大衆の教養/第五章 言語の技術/あとがき、文庫版あとがき
与謝蕪村
与謝蕪村
¥800 安東次男 講談社 講談社文庫 昭54 初版 文庫版 321頁 索引7頁 カバー背ヤケ、シミ 
-「澱河歌」の周辺/「春風馬堤曲」新釈/「北寿老仙をいたむ」のわかりにくさ/鑑賞篇(24句)/文人の句-桃李の道(1)/竹渓訪隠-桃李の道(2)/画俳-桃李の道(3)/碑にほとりせん/鑑賞篇・補遺(15句)/季題考(春水開眼、薺の花、父と娘、出会、秋まつりの魚)/真贋/蕪村との出会/蕪村余瀝/蕪村小伝(年譜)/発表一覧、蕪村詩句索引
百物語の怪談史 ¥500 東雅夫 角川学芸出版 角川ソフィア文庫 平成19年 重版 カバー ツカレ、痛み、少水ムレ有 -怪談の真髄。江戸明治現代と、語り継がれた百物語の、怖さと面白さを網羅。怪談、百物語研究の第一人者が、古今東西の文献から掘り起こした、江戸・明治・現代の百物語すべてを披露。多様性や趣向、その怖さと面白さを網羅する。怪談会の心得やマナーを紹介した百物語実践講座も収録。(紹介文) 6章構成 -前口上/「百物語の怪異談」アンソロジー(岡本綺堂「百物語」、『諸国新百物語』『宿直草』など11作紹介)、百物語の起源と歴史、百物語本クロニクル(近世篇)(『諸国新百物語』『御伽百物語』『太平百物語』など16篇案内)、近代文学史と百物語、百物語本クロニクル(現代篇)(花田清輝『百物語』 小松左京『牛の首』 楳図かずお『怪談』 中井英夫『とらんぷ譚』 村上春樹『鏡』 杉浦日向子『百物語』 木原浩勝・中山市朗『新耳袋 現代百物語』 鈴木光司『リング』など60篇案内)、百物語実践講座/おわりに
完訳西遊記 上中下3冊揃
完訳西遊記 上中下3冊揃
¥2,000 村上知行・訳/小杉放庵・カバー画、挿絵/呉承恩・原作 社会思想社 教養文庫 昭53 重版 文庫版 上中下3冊揃 カバー
韓非子 ¥3,000 常石茂訳 角川文庫 2519・2520 昭43 初版 上下2冊揃 小口シミ 『韓非子』全訳 底本『韓非子集解』、副底本竹内照夫『韓非子』(明治書院 新釈漢文大系版) 附・訳注、解説(韓非の生涯、韓非の思想、『韓非子』について)、原語略解/諸川一覧、諸国一覧
現代俳句の批判と鑑賞 正續 ¥2,000 飯田蛇笏/木俣修・解説 角川文庫 昭和35・33年 重版 正続2冊 小口ヤケ、シミ有 端スレ
雲は天才である
雲は天才である
¥800 石川啄木/浅原勝・解説/司代隆三・年譜編/栃折久美子・カバー装幀 角川書店 角川文庫 昭54 改版重版 文庫版 323頁 カバーシミ 本体歪み有 表紙端折れ 小口ヤケ、シミ 
4編収録 -雲は天才である/葬列/漂泊/鳥影/注釈、浅原勝・解説、参考文献、年譜(司代隆三・編)
石川啄木詩集
石川啄木詩集
¥800 斎藤三郎編/石川啄木 角川文庫 緑色帯164 昭38 重版 帯 印有 小口ヤケ
-呼子と口笛(9編)/ハコダテの歌(7編)/書簡より(「函館の詩友に」(仮題))/小樽のかたみ(6編)/泣くよりも(8編)/虚白(6編)/今聞ゆ(11編)/『明星』より(3編)/日記より(2編)/心の姿の研究(6編)/遺稿より(7編)/『あこがれ』以後(2編)/さすらひ心(7編)/五城二首(2編)/香盞(2編)/江畔雜詩(6編)/丙午三十九年(3編)/澁民村小金(口+金)(4編)/花ちる日(14編)/『あこがれ』(26編 付・上田敏序詩『啄木』)/
斎藤三郎・解題
啄木歌集 ¥500 吉井勇・解説/石川啄木 角川文庫 緑色帯11 昭32 重版 帯 
-一握の砂(我を愛する歌、煙、秋風のこころよさに、忘れがたき人人、手套を脱ぐ時)/悲しき玩具/一握の砂以前/解説/年譜
海潮音・牧羊神
海潮音・牧羊神
¥800 上田敏/安田保雄・解説 角川書店 角川文庫  昭27 重版 表紙シミ 頁ヤケ、シミ -海潮音/海潮音以後 抄/牧羊神
高村光太郎詩集 ¥500 草野心平編/高村光太郎 角川文庫 緑色帯636 昭32 重版 205頁 帯 小口シミ 扉端破れ痛み有 
-詩26編/暗愚小傅6編/解説、年譜
立原道造詩集 ¥500 立原道造/中村眞一郎(中村真一郎)編 角川文庫 緑帯141 昭28 重版 帯 背シミ汚れ 小口シミ 
-詩集「萱草に寄す」「曉と夕の詩」「優しき歌」「風に寄せて」より/ソネット集/枯木と風の歌、風のうたつた歌、他/中村眞一郎・あとがき
富安風生句集 ¥800 加倉井秋を編/富安風生 角川文庫 緑帯184 昭32 重版 帯 小口シミ 背ヤケ 印有 シミツカレ有
-草の花(外遊句抄)/十三夜/松籟/冬霞(津々島々、半島の春、海邊暖冬)/村住/母子草(初富士、蝌蚪、紅梅、露の宿、雜)/朴若葉/北海道遊艸(艸魚洞句録)/加倉井秋を・解説/年譜
武者小路実篤詩集 ¥500 龜井勝一郎(亀井勝一郎)編・解説/武者小路実篤 角川文庫 緑帯224 昭29 重版 帯 小口ヤケ、シミ ペン書込み有 311編/解説
写真 飛騨の高山 ¥1,000 赤座憲久/田中捨夫・写真 角川文庫 銀21 昭43 初版 カバー 目次少書込有 写真多 口絵カラー8頁  
-はじめに/飛騨高山への道/山ふところの古都/飛騨の工匠気質(家・民具、工芸、屋台、版画)/飛騨高山の町はずれ/山都の歳時記/あとがき
写真 房総 ¥1,000 今井福治郎、荒川法勝/森田良、他写真 角川文庫 白194 昭45 初版 カバー 写真多 口絵カラー8頁  
-房総の魅力/葛飾のかおり/江戸川の流れに沿って/神仏をめぐって/うつりゆく千葉/ひがしへの旅/海原のうつりかわり/上総の渓谷/房総発祥の地/外房の花/日蓮の遺跡/黒潮の寄せる地/台地の寺々/水のさと/あとがき
写真 石庭林泉-京都の名庭 ¥1,000 北川桃雄/内藤賛、二橋進、石出啓、斎藤勝久、他写真 角川文庫 銀9 昭40 初版 カバー背端痛み 水シミ有 口絵カラー写真2頁 
-昭和27年の旧著の前半を占める京都の名園に関する部分に削除、加筆をして一まとめにして収録  文中モノクロ写真、図版178点 
-庭を見る心/庭の美について/洛東の庭(東山の名刹、東福寺、智積院、青蓮院、他)/洛北の庭(詩仙堂、三千院、修学院他)/洛内の庭(御所、三千家、建仁寺、両足院、勧持院、相国寺)/洛西・洛南の庭(金閣寺、竜安寺、妙心寺-玉鳳院、霊雲院、東海庵、雑華院、天竜寺、西芳寺、桂離宮、一休寺)
大和古寺
大和古寺
¥1,000 井上政次 角川書店 角川文庫 昭27 初版 文庫版 158頁 帯 ヤケ、シミ有 蔵書印有 口絵モノクロ32頁写真51点 文中挿図9点 
-序/戦後版序/文庫版序/第一章 法隆寺/第二章 藥師寺/第三章 東大寺/第四章 宿 其他/第五章 唐招提寺/第六章 法華滅罪寺/第七章 新藥師寺/参考文献
写真 文学碑 忘れじの詩歌
写真 文学碑 忘れじの詩歌
¥800 本山桂川/大竹新助・カラー写真 社会思想研究会出版部(社会思想社) 現代教養文庫 昭35 初版 363頁 文庫版 ヤケ、シミ有 カバー端痛み、ヤケ、シミ有 頁シミ汚れ有 モノクロ図版多 
-詩碑(27基)、詞碑(16基)、歌碑(26基)、句碑(23基)、民謡・童謡碑(15基)/
エッセイ「近代文学碑の生態とその鑑賞」/芸術作品としての拓本のとり方/近代文学碑碑主別総覧、近代文学碑地方別総覧
新東京文学散歩 -上野から麻布まで ¥1,000 野田宇太郎/織田一磨・挿画/日夏耿之介・序文/坂崎重盛・解説 講談社 講談社文芸文庫 2015年 初版 文庫版 287頁 カバー 最終頁ラベル剥がし跡有  -「文学散歩」という言葉を創案したのは、野田宇太郎である。東京の文人の辿った跡を丹念に歩き尽くしたこの作品-東京は、近代文学史上に名を刻んだほとんどの文学者の私生活の場所でもあった・・・。近代文学の真実に触れる事、すなわち東京を知ることと考えた著者の、生涯をかけた仕事『新東京文学散歩』は、文学を愛する読者に献げた、文学案内の礎でもある。(紹介文) 1979年6月刊『野田宇太郎文学散歩 別巻1「新東京文学散歩 上」』(文一総合出版)第一刷を底本と、"高輪・三田・麻布・麹町"までを収める。-日夏耿之介・叙/上野・本郷・小石川・お茶の水/日本橋・両国・浅草・深川・築地/中洲・佃島・銀座・日比谷/飯田町・牛込・雜司ヶ谷・早稲田・余丁町・大久保/高輪・三田・麻布・麹町/野田宇太郎・おぼえがき、野田宇太郎・増訂版覚え書/坂崎重盛・解説
文学の街-名作の舞台を歩く ¥1,000 前田愛/小森陽一・解説 小学館 小学館ライブラリー 1991年 初版 カバー -「幻影の街-文学の都市を歩く」を改題 樋口一葉『たけくらべ』から田中康夫『なんとなく、クリスタル』まで明治・大正・昭和の街を描いた名作17編をとりあげ、興味津々の文学散歩 17編-明治・大正(大佛次郎『幻燈』-横浜、森鴎外『雁』-不忍池、樋口一葉『たけくらべ』-吉原・竜泉寺町、泉鏡花『照葉狂言』-金沢、国木田独歩『武蔵野』-玉川上水、田山花袋『東京の三十年』-牛込、夏目漱石『三四郎』-本郷、永井荷風『すみだ川』-隅田川、永井荷風『あめりか物語』-シカゴ)/昭和(中野重治『むらぎも』-谷中・本郷・小石川、川端康成『浅草紅団』-浅草、堀辰雄『美しい村』-軽井沢、織田作之助『夫婦善哉』-大阪、大岡昇平『武蔵野夫人』-恋ヶ窪、三浦哲郎『忍ぶ川』-深川・駒込、三島由紀夫『橋づくし』-築地、田中康夫『なんとなく、クリスタル』-原宿・青山/初版あとがき/小森陽一・解説「風景に呼びかける言葉」
おもひ出す人々(おもい出す人々)-近代日本の作家たち
おもい出す人々
¥1,000 内田魯庵/小田切秀雄・解説 河出書房 河出文庫 昭29 初版 帯 ヤケ、シミ、スレ 蔵書印、記名有 
9編 -四十年前-新文学の曙光/美妙斎美妙/硯友社の勃興と道程/斎藤緑雨/『杏の落ちる音』の主人公/淡島椿岳/鴎外博士の追憶/最後の大杉/二葉亭四迷の一生/小田切秀雄・解説
貘の舌
貘の舌
¥1,000 内田魯庵/坪内祐三・解説 ウェッジ ウェッジ文庫 2009(平成21)年 初版 カバー 帯
書痴半代記 ¥1,000 岩佐東一郎/城左門・序/内堀弘(石神井書林)・解説/上野かおる・装丁/たやまりこ・表紙写真 ウェッジ ウェッジ文庫 2009(平成21)年 初版 文庫版 カバー 帯 -中学生で堀口大學の高弟となり、日夏耿之介門下の一員となった早熟の詩人は、当時から古本屋に入り浸るビブリオマニアでもあった。「日本古書通信」の連載をまとめた本書は、書物に魅入られた著者の自伝であり、書物随筆であり、古書を介した交遊録でもある。登場するのは、竹久夢二、斎藤昌三、春山行夫、正岡容、平井功、徳川夢声、小島政二郎、岡崎清一郎、城左門、と多士済々。(紹介文) 1968年10月東京文献センター刊「書痴半代記」を文庫化 3部構成46編 -城左門・序/書痴半代記(28篇 日本橋の博文館、立川文庫と少年雑誌、亡父の蔵書など、大震災前後、銀座の夜店、「サフォ」についてr、「サバト南柯叢書、「風流陣」の詩人俳句、戦時中の古本屋、他)/書痴交遊録(徳川夢声、岡崎清一郎、東秀二)/書痴漫筆(書痴六十年、そばと古本、少雨荘桃哉、なつかしい「都之華」、コクセンヤ、元日の日記、他)/あとがき/内堀弘・解説
東京の文人たち
東京の文人たち
¥800 大村彦次郎/神田昇和・カバーデザイン/木村荘八・カバー装画「震災後久松町川岸」 筑摩書房 ちくま文庫 2009(平21) 初版 文庫版 カバー -まだ東京が江戸という町の体温を残していた時代に、生を享けた文人たち-江戸末期生まれの嵯峨の屋おむろ、幸田露伴、尾崎紅葉、夏目漱石から小泉信三、花柳章太郎、白洲正子、田村隆一、色川武大まで。東京生まれの作家、詩人、随筆家、画家、役者100人のとっておきのエピソードを集成し、その文業に影響を与えた古き良き時代の面影や東京の文化を端正に描き出す。文庫書き下ろし。(紹介文より) 9部100人
大正幻影 ¥800 川本三郎/坪内祐三・解説 筑摩書房 ちくま文庫 1997年 初版 文庫版 カバー背ヤケ色褪せ、端スレ破れ痛み -佐藤春夫、永井荷風、谷崎潤一郎、芥川龍之介・・・隅田川を原風景とし、その水辺を描き続けた作家たち。彼らはなぜそれほどまでに隅田川の風景を必要としたのか。大正文学に共通する幻想性をたどり発見する「幻影の町」。平成三年度サントリー学芸賞受賞。(紹介文) 14章 -川を渡って幻影のなかへ、ビーダーマイヤーのささやき、花の感受性、幻影の街、路地裏の散歩者たち、文士が映画と出会うとき、自己分裂という物語、「水の都」のユートピア、支那服を着た少女、異国への憧憬、南方の夢草、廃墟のなかの幻覚、病める名探偵たち、「紙上建築」の世界、神経衰弱と死、「幻影」を求めた大正作家たち/坪内祐三・解説「中州の向うに見た幻」
文豪たちの大喧嘩-鴎外・逍遙・樗牛 ¥1,000 谷沢永一/鷲田小彌太・解説 筑摩書房 ちくま文庫 2012年 初版 文庫版 カバー -明治文学の黎明期に起こった文学論争を通して、文豪たちの意外な素顔を描く(紹介文) -序/論争の人間味/鴎外だけは気をつけよ、鴎外はじめて苦境に立つ、論理に勝って気合い負け逍遙、鴎外の追撃を断ち切った逍遙、樗牛が鴎外に罠を仕掛ける、評論から手を引く羽目になった鴎外、対決を回避して遁走する鴎外、樗牛が逍遙に噛まれて謝る、手練手管の度を超した樗牛の小細工、樗牛が釈明の機を逸する、西洋思想史を居丈高に説教して空振り/『透谷全集』書き入れ/谷沢流「登場人物・事項」コラム/跋・約束して25年/鷲田小彌太・解説「『小説神髄』は世界最初の「小説」論である」
私のなかの東京 わが文学散歩 ¥800 野口冨士男/川本三郎・解説 岩波書店 岩波現代文庫 2007年 初版 カバー 帯 -後に都電三号線になった外濠線沿いを手始めに銀座、小石川、浅草、芝浦、神楽坂・・・。記憶の中の残像と幾多の文学作品を手がかりに、変貌を遂げた街の奥行きを探索する。昭和文学の青春にまつわる愛情溢れる追想。震災、戦災、高度成長をくぐり抜けた均質的ではない街との出会い。実感に満ちた出色の東京散歩。(紹介文) -外濠線にそって、銀座二十四丁、小石川・本郷・上野、浅草・吉原・玉の井、芝浦・麻布・渋谷、神楽坂から早稲田まで/川本三郎・解説
東京恋慕帖 ¥1,000 正岡容/桂米朝・口上/吉井勇・序歌/大西信行、桂米朝、小沢昭一・鼎談 筑摩書房 ちくま学芸文庫 2004年 初版 文庫版 カバー -稀代の寄席文化研究家が失われゆく東京風俗を愛惜して綴った随筆集。巻末に桂米朝・大西信行・小沢昭一各氏の鼎談「師正岡容を語る」を収録。(紹介文)12部45編 -桂米朝・口上/吉井勇・序歌、自序/大正東京錦絵、旧東京と蝙蝠、東京万花鏡、下町歳事記、浅草燈篭、異版 浅草燈篭、巣鴨菊、滝野川貧寒、根津遊草、山の手歳事記、下谷練堀小路、寄席風流/大西信行、桂米朝、小沢昭一・鼎談「師正岡容を語る」
明治東京風俗語事典 ¥1,000 正岡容/池内紀・解説 筑摩書房 ちくま学芸文庫 2001年 重版 文庫版 カバー端スレ破れ痛み 挿絵有 -明治から昭和の東京の市井文化に生きた異才・正岡容が、いまはなき言葉たちを愛着を持って集め、漱石jから円朝、黙阿弥、忠臣蔵まで自在に引きつつ編集した、貴重な労作。(紹介文) -明治東京風俗語事典/後記/池内紀・解説「正岡容という人」
東京風俗帖 ¥1,500 木村荘八/紀田順一郎・解説 筑摩書房 ちくま学芸文庫 2003年 初版 文庫版 カバー端スレ破れ痛み 口絵写真4頁 挿絵有 -東京の風俗/現代風俗帖/定稿 両国界隈(両国界隈、両国・浅草橋真図)/銀座煉瓦/東京繁昌記(はしがき、隅田川両岸一覧、七夕と盆踊り、佃島、東京の民家、花火、芝浦、築地・銀座、東西南北、東西交流)/紀田順一郎・解説「明治生まれの風流心と才気」
私説東京繁昌記 ¥1,000 小林信彦/荒木経惟/吉本隆明・解説 筑摩書房 ちくま文庫 2006(平成18)年 重版 文庫版 カバースレ有 -高度成長の頃、東京中で建設ラッシュという名の町殺しが行われた。その後東京はどんな町になったのだろう。日本橋に生まれ育ち、青山・六本木で青春を過ごした著者が、東京オリンピックを境に急激に変貌を遂げた東京の姿を描いた〈極史的東京史〉。町歩きには、アラーキーこと荒木経惟氏が同行(紹介文より) モノクロ写真60点(1983・1984年撮影) カラー写真7点(1992年撮影) 2001年撮影モノクロ写真3点追加 -序章 山の手と下町の距離、第一章 赤坂・青山、第二章 原宿・表参道、第三章 六本木界隈、第四章 四谷三丁目付近、第五章 新宿タイムトンネル、第六章 銀座・佃島、第七章 渋谷・代官山、第八章 池袋・神楽坂、第九章 浅草・谷中、第十章 神田・神保町、第十一章 大川端・人形町、終章 八年ののち、あとがき/文庫版のためのあとがき/吉本隆明・解説「私説東京繁昌記」(「マリ・クレール」1985年1月号書評再録)
東京地名考 上下2冊揃 ¥1,500 朝日新聞社会部/神吉拓郎・解説 朝日新聞社 朝日文庫 1999年 重版 文庫版 上下2冊揃 カバー背端破れ痛み有 上巻頁端折れ有・赤ペン線引有 -この本の主人公は、地名です。坂の名称や橋名も含みますが、大部分は町名です。約500の東京の地名について、それぞれの由来、変遷、その他の歴史や話題、街の表情 などを紹介しました。由緒ある有名な地名だけではなく、身近なあの町この町が顔を並べています。(紹介文)
百年前の東京絵図(フォーカス) ¥1,000 山本松谷・画/山本駿次朗・編 小学館 小学館文庫 1999年 初版 217頁 カバー端スレ カラー図版多 -曾祖父・曾祖母たちの明治、1世紀前の東京フォーカス。維新から30余年、西郷死して20余年、いまだ覚めやらぬ江戸の夢。押し寄せる近代化の波に、混沌として生成する東京の貌を好奇と哀惜の眼で捉えた報道画家山本松谷の明治東京フォーカス。 絵画から写真へと移行する報道プロセス、その最後を飾る石版画の数々。21世紀を目前にして、今、問いなおす曾祖父曾祖母たちの明治東京、その光と陰。絵を鍵に短文で誘う百年前の東京案内。魅力のカラー文庫。 (紹介文)
絶望の精神史 ¥1,000 金子光晴/伊藤信吉・人と作品/中島可一郎・年譜編、原満三寿・著書目録編 講談社 講談社文芸文庫 2007年 重版 文庫版 現代日本のエッセイ カバー端スレ -貧しい空寺の番人で絶望の生涯を終えた金子光晴の実父。恋愛神聖論の後、自殺した北村透谷。才能の不足を嘆じて自分の指を断ち切り芸術への野心を捨てた友人の彫刻家。時代の奥の真裸の人間を凝視する明治生まれの詩人が近代100年の夢に挫折した日本人の原体験をたどり日本人であるがゆえの背負わされた宿命の根源を衝く。近代史の歪みを痛烈に批判する自伝的歴史エッセイ。(紹介文) -まえがき/絶望の風土・日本、ひげの時代の悲劇、ヨーロッパのなかの日本人、焦燥する〈東洋鬼(トンヤンクイ)〉、またしても古きものが/伊藤信吉・人と作品、中島可一郎編・年譜、原満三寿編・著書目録
人間教育 ¥800 龜井勝一郎(亀井勝一郎)/佐古純一郎・解説 角川文庫 緑帯99 昭33 重版 帯 小口ヤケ、シミ有  
-序章 精神の危機と再生について(1 問題の發端、2 生けるユダ(シェストフ論)、3 新たなる岸へ)/
第一章 疾風怒濤の時代(4 詩人と英雄、5 戀愛について(ヱルテル論)、6 ファウスト)/
第二章 古典美への誘惑者(7 精神の分裂について、8 書簡の形式による對話篇、9 ローマにおける武者小路實篤)/
第三章 イタリアへの旅(10 ワイマールの嘆き、11 漂泊者(古代的・近代的)、12 異教徒、13 ローマ)/
第四章 奈良の秋にローマ哀歌を憶ふ(14 廢墟の感想、15 信仰と美と)/第五章 美しきヘレナ(16 理想郷、17 メフィスト的情熱とヒロン的叡智、18 故郷)/
改版に際して/解説
名作のなかの女たち : 対談紀行 ¥1,000 瀬戸内晴美, 前田愛 著 岩波書店 同時代ライブラリー 1996年 初版 カバー
二葉亭四迷伝 : ある先駆者の生涯 ¥1,000 中村光夫 著 講談社 講談社文芸文庫 1993年 初版 カバー
鴎外・漱石・龍之介 -意中の文士たち(上) ¥1,000 福永武彦/菅野昭正・解説、曽根博義・年譜、著書目録編 講談社 講談社文芸文庫 1994年 初版 文庫版 現代日本のエッセイ カバー端ヤケ、スレ 小口ヤケ -作家としてのみならず学究・評者として非凡であった福永武彦が、深く心の裡に愛した文学者に就て自ら記した文章を蒐めて「意中の文士たち」と名づけたエッセイ集上下巻のうち、上巻を収める。鴎外・漱石・芥川・荷風・谷崎・梶井基次郎・中島敦、そして川端康成への、いわば福永武彦の「感謝の現れ」をオマージュとして捧げた文章である。(紹介文) 11編収録 -序/鴎外・その野心、鴎外・その挫折、鴎外集解説、漱石三部作について、芥川龍之介小論、荷風の「花火」の一節について、「夜」の藝術家と「昼」の藝術家、梶井基次郎・その主題と位置、中島敦・その世界の見取図、川端康成集解説、末世の人/初出一覧/菅野昭正「人と作品」、曽根博義・編「年譜」、曽根博義・編「著書目録」
作者の家 -黙阿弥以後の人びと 第二部 ¥1,000 河竹登志夫/井上ひさし・解説 岩波書店 岩波現代文庫 2001(平成13) 初版 文庫版 第二部のみ カバー 帯 -黙阿弥の娘糸女は養子の繁俊と、嫁みつをむかえて歌舞伎作者の家を守る。大正12年の関東大震災、翌年の糸女の死は、「家」の解体に拍車をかける。芝居界の変貌と江戸庶民の生態を独身女当主の一生と共に綿密に描く。(紹介文) -嫁とりの条件、両替町の人びと、大店の昼と夜、繁俊の結婚、本所の四季、根岸閑居、大震災前夜、劫火の中で、宇田川の陋居、糸女の死、その後/略系図、あとがき、岩波現代文庫版あとがき/井上ひさし・解説
幸田露伴 全4冊揃 ¥3,500 塩谷賛/植村清二・解説 中央公論社  中公文庫 昭和52年 初版 カバー 小口ヤケ 上・中・下の1・下の2(全4冊) -明治・大正・昭和にわたる文豪露伴の生涯を克明にたどる画期的な伝記決定版。露伴の最後の弟子である著者は、日本文学にそびえる膨大な作品群を詳細に解説し、その親しみある人間像を鮮明に描き出す(紹介文) 付・初版後記、内容一覧、人名索引/植村清二・解説
高村光太郎 -その詩と生涯 ¥1,000 伊藤信吉 角川文庫 2242 昭42 重版 表紙シミ 小口シミ 
-高村光太郎の回想/モラリストの運命(芸術生涯の起点、近代の詩人として、人道的詩人として、社会的詩人として、戦争の詩人として)/高村光太郎の世界/高村光太郎の周辺/高村光太郎年譜/覚え書
太宰治論 -下降指向の文学 ¥800 奥野健男 角川文庫 緑帯246 昭45 重版 帯 小口ヤケ 
-人間像と思想の成立(宿命、家と性格、上昇感性の否定、下級指向、人の手本、他への奉仕-「道化」、「反立法」の役割、文学の価値-「蹉跌の美学」、神への「復讐」)/
生涯と作品(コミニズムの時代-「晩年」以前、「排除と反抗」の時代-前期、文体と方法、変貌、安定と開花の時代-中期、危機、愛について-戦争末期、敗戦と新現実-後期、破壊、「人間失格」)/
文章について/
「斜陽」小論/
太宰文学の位置とその周辺(太宰文学の独自性、昭和十年代の文学、「無頼派」の文学)/年譜/あとがき
永井荷風 ¥1,000 磯田光一 講談社 講談社文芸文庫 1995(平成7)年 重版 文庫版 カバー
荷風極楽 ¥800 松本哉・挿画とも 朝日新聞社 朝日文庫 2001年 初版 文庫版 カバー -無頼、放蕩、女三昧にして名文家・・・時世に背を向けつつ、時代を謳歌した荷風の言葉を存分にたどりながら、谷崎や鴎外との逸話や旧邸跡散策、トレ-ス、新たな資料写真等により「等身大の荷風」を描出し得た、かくも豊饒な荷風評伝。(紹介文) -はじめに/『ふらんす物語』のほろ苦さ、明治の二代目、両雄の青春、狐の出た庭、伝通院、日暮里月見寺、荷風のいた風景、震災の頃、女のかけひき、骨肉の文学、身長のことなど、葛飾あたり見聞記、葬儀の顛末/あとがき、附・永井荷風年表、さくいん
荷風文学 ¥1,000 日夏耿之介/富士川義之・解説 平凡社 平凡社ライブラリー 2005(平成17)年 初版 文庫版大 カバー背ヤケ 10章 -荷風文學引/永井荷風とその時代、永井荷風の藝術、輓近の荷風文學、荷風の私窩子文學、おもかげ、永井荷風の思想的立場を論ず、荷風俳諧の粋、荷風VS潤一郎 附秋聲、下谷文人補註、荷風文學補注/富士川義之・解説「モダンな隠遁者」
荷風のあめりか ¥1,500 末延芳晴 著 平凡社 平凡社ライブラリー 2005年 初版 カバー背ヤケ色褪せ 背端痛み有
荷風文学みちしるべ ¥800 奥野信太郎/近藤信行・編 岩波書店 岩波現代文庫 2011年 初版 カバー 帯 -荷風に傾倒した奥野信太郎は、荷風についての多くの優れた随想・評論を残している。中国文学者である奥野は、様々な見地から自由闊達に「最後の文人」荷風を語る一方で、荷風文学解読の鍵として、荷風に与えた中国文学の深い影響を強調する。奥野の「荷風論」を、初めて集成して1冊にまとめる。荷風愛読者の待望の一冊・岩波現代文庫オリジナル版。(紹介文) 2部構成16編 -荷風文学鑑賞、荷風の当代観察記、『珊瑚集抄」解説、「花火」「二人妻」解説/反俗を貫く最後の文人、よき教授永井荷風、荷風と私家版、永井荷風における好色趣味、永井壮吉教授、荷風文学の女性像、荷風と中国文学、永井荷風を偲んで、荷風追憶、永井教授の俸給、荷風と金銭、対談「永井荷風の人と作品」(奥野信太郎・大岡昇平)/底本一覧/近藤信行・解説「奥野信太郎さんのこと」
漱石文学における「甘え」の研究 ¥800 土居健郎 角川文庫 白213-1 昭47 初版 カバー背ヤケ 小口ヤケ、シミ -文庫版を刊行するにあたって/序章/第二章 「坊ちゃん」について(「坊ちゃん」の性格、恩に着る心理)/第三章 「坑夫」について(逃亡者、出会い)/第四章 「三四郎」について(三四郎の課題、Pity’s akin to love、置き去りにされる者)/第五章 「それから」について(代助の自我意識、「つまり世の中が悪いのだ」、破局に向かって)/第六章 「門」について(宗助の生活、罪の意識、信仰なき者)/第七章 「彼岸過迄」について(敬太郎の好奇心、須永の秘密、「なぜ嫉妬なさるんです」、「そのわけが知りたい」)/第八章 「行人」について(気ちがいの心、一郎のたくらみ、一郎の病気、「あやすことができない」)/第九章 「こころ」について(「私」と「先生」、「先生」と「両親」、「先生」の過去、「先生」の死)/第十章 「道草」について(健三の帰郷、健三の生い立ち、「世の中に片付くものなんて殆んどありゃしない」)/第十一章 「明暗」について(津田とお延、「僕は人に厭がられるために生きているんです」、未完の結末)/終章 精神分析的解釈の性格、自己分析としての漱石作品
漱石と歩く、明治の東京 ¥500 広岡祐/夏目漱石・関連 祥伝社 祥伝社黄金文庫 平成24年 初版 文庫版 カバー カラー写真、モノクロ図版有 -文豪が愛した帝都・東京が今、鮮(あざ)やかによみがえる!明治の東京へ-大政奉還の年に江戸郊外で生まれ、明治の終焉を見届けて去った作家・夏目漱石。その足跡と作品でめぐる東京散歩は、近代化のなか苦悩した漱石の人生と江戸から帝都・東京へ急速に変貌した街を知ることでもある。豊富な写真や地図とともに、さあ明治の東京へ!(紹介文) 7章構成 -はじめに/小石川・白山/浅草・両国/千駄木・本郷/神田・麹町/日本橋・京橋/早稲田・神楽坂/新宿・日暮里・護国寺/コラム5編/本書で紹介した漱石作品、漱石と明治の東京・比較年譜/おわりに、参考文献
向田邦子 最後の炎 ¥400 小林竜雄 中公文庫 平10 重版 カバー 
-脚本家でドキュメンタリー番組「向田邦子の東京物語」を構成した著者が改めて、乳がん手術から台湾での事故までの邦子の後半生を取材し検証し直す、邦子が書かなかった「もう一つの向田邦子物語」
-隠された孤独なたたかい/「故郷もどき」への旅/「父」のルーツへの旅/「小説」への熱き想い/本当の「故郷」を求めて  
森鴎外 ¥800 石川淳/竹盛天雄・解説 岩波書店 岩波文庫 1978年 初版 文庫版 212頁 -本書は、“史伝”という名称に縛られ、なおざりにされていた鴎外晩年の『澀江抽斎』以下の三小説に、鴎外の「作家精神の大業」をみいだし、従来の鴎外像に画期的な転換をもたらした名著である。知識、理解をともに備えた、すぐれた二つの文学精神が正面からむきあい、はげしい緊迫した対決が全編に展開する。(紹介文)  -森鴎外(鴎外覚書(澁江抽齋、北條霞亭、古い手帳から)/詩歌小説(抒情詩風、我百首とその前後、追儺以後、灰燼まで)/傍觀者の事業に就いて(飜譯概觀、諸國物語、傍觀者の位置、傍觀者の運動、大鹽平八郎、自然を尊重する念、新なる性命)/あとがき)/鴎外についての対話/竹盛天雄・解説
森鴎外覚書 ¥1,000 成瀬正勝/福田清人・解説 中央公論社 中公文庫 昭和55年 初版 217頁 カバー 頁ヤケ -近代文学研究史上に特記される鴎外論の名著。鴎外の精髄は明哲と高雅にあり-「鴎外の理念」「鴎外学序説」など着実な考証と眼識から生まれた十三章の論考と「余稿(「鏡花先生病み給ふ」など六章」を収録(紹介文) 2部構成 -鴎外に関する覚書(鴎外の理念、鴎外の伝統、鴎外学序説/鴎外と逍遙、鴎外と漱石、鴎外と露伴、鴎外と敏、鴎外と緑雨/鴎外の作品にあらわれた人物、鴎外の古典性、鴎外の秋、鴎外と官僚、鴎外と漱石)/余滴(鏡花論、鏡花先生病み給ふ、荷風論序説、偏奇館訪問、知的小説としての「それから」、明治における知的小説/福田清人・解説
同時代作家の風貌 ¥1,000 佐々木基一 著 講談社 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ 1991年 初版 カバー
芸術と実生活 ¥1,000 平野謙 著 岩波書店 岩波現代文庫 文芸 2001年 初版 カバー 小口シミ
日本語の作法
日本語の作法
¥500 多田道太郎/玉井ヒロテル・カバー 角川書店 角川文庫 昭59 初版 文庫版 225頁 カバー 小口ヤケ 
矛盾や省略で構成される日本語のおもしろさや、むずかしさを笑いとともに語りかける。軽妙な言語エッセー(紹介文より) 
-しゃべる、敬語、ことば尻、かくされた文法、外来語、標準語、人称代名詞、文字、日本語の作法1、日本語の作法2/あとがき
日本語の論理 ¥500 外山滋比古 中央公論新社 中公文庫 2009年 重版 287頁 カバー 頁端折れ有 -非論理的といわれている日本語の構造を、多くの素材を駆使して例証し、欧米の言語と比較しながら、日本人と日本人のものの考え方、文化像に説き及ぶ。(紹介文) 4部15編 -日本語の論理、日本語と創造性、文章構成の原理、思考の組み立て/日本語の姿、日本語点描(話しことば・書きことば、言語の貧困、「抽象」嫌悪症、演劇的感覚、国語の顔、日本語教育、座談会形式、非アリストテレス的)/言語と思考、外国語の学習と思考、アイランド・フォーム、エレガントな対立、外国文化三つの顔、外国語論/映像と言語、映像と言語の二重文化、不同調の美学/文庫版のあとがき
アイディアのレッスン ¥500 外山滋比古 筑摩書房 ちくま文庫 2010年 初版 204頁 カバー -しなやかな発想、思考を実生活に生かすには、どうしたらいいのだろう。たんなる思いつきをアイディアにするには?企画、営業、レポートなど仕事や勉強、きらりと光る会話にまで、大きく影響するアイディアのポイントは?学校や会社では教えてくれないアイディアのつくり方を教えます。日々の暮らしを賢く、美しく、そして面白く生きていけるように。『思考の整理学』実践篇。(紹介文) 3部構成 -はじめに-アイディアをものにする“頭”/1 アイディアの基本(アイディアとはなにか、まずは考える、工夫して思いつく、価値ある考えとは、アイディアを生む“ウォント”、アイディアと模倣、「プロ的アイディア」「アマ的アイディア」とは、アイディアはいたるとこにかくれている、ユーモア・冗談、アイディアはところを選ぶ) 2 アイディアのルール(いつ・どこから生まれるか、浮かんだらメモ、アイディアづくりには忘却が必要、アイディアづくりは「休むに似たり」、アイディアは誤って生まれる) 3 アイディアのつくり方(ブレイン・ストーミング、延長線・慣性の法則、セレンディピティ、醗酵させる、“カクテル”にする、たとえる、結合させる、類推する、ヴァリエーションをつくる、入れかえる)/おわりに―創意、工夫はなぜ必要か/文庫版あとがき
文学の常識
角川文庫・文学の常識
¥500 中野好夫/佐伯彰一・解説 角川書店 角川文庫 昭和49年 重版 160頁  カバーシミ、汚れ
巴里滞在記 ¥1,000 小宮豐隆(小宮豊隆) 角川文庫 1196 昭34 重版 176頁 
-巴里滞在記/『第三研究』の芝居/ストックホルム/あとがき
書物の解体学 ¥500 吉本隆明 中公文庫 昭56 初版 カバー 
-ジョルジュ・バタイユ(「序」、「近親相姦」、「不運」)/
モーリス・ブランショ(「死」、「法」と「言葉」)/
ジャン・ジュネ(「風景」、「煉獄」)/
ロートレアモン(「歌」、「倫理」)/
ミシェル・レリス(「性・母・資質」、「聖」の概念)/
ヘンリー・ミラー(「初期」、「虚無」、「社会」、「倫理」)/
ガストン・バシュラール(「物質」、「想像力」)/
フリードリッヒ・ヘルダーリン(「神話」「自然」「愛」、「頌」)/
カール・グスタフ・ユング(「夢」、「神話」)/
あとがき/文庫版あとがき
書物の解体学 ¥1,000 吉本隆明 著 講談社 講談社文芸文庫 2010年 初版 カバー
續忘れ得ぬ人々(続 忘れ得ぬ人々 -仏蘭西文人群
続 忘れ得ぬ人々
¥1,500 辰野隆/杉捷夫・解説/和田三造・装幀 角川書店 角川文庫 昭25 初版 文庫版 273頁 ヤケ 
-序/
現代仏蘭西文学者一瞥/
ユウゴオの五十年祭/
アルチュウル・ランボオ/
マラルメ(マラルメの印象、解し得るマラルメ、マラルメの『骰子の一擲』、マラルメとアミエル)/
ピエエル・ルイス/
バルザック(偉大なるバルザック、人間バルザック)/
フロオベエル(フロオベエルの自覺、フロオベエル瑣談、フロオベエル偶感、フロオベエルの風貌、フロオベエルの『紋切型字典』)/
リイル・アダンの『人造人間』/
アナトオル・フランス(フランスの生涯と制作、フランスとヴァレリイ)/
モオリス・パレス/
サント・ブウヴ/
チボオデ(チボオデといふ人、チボオデとリヴィエエル)/
ヴァレリイの『ヴァリエテ』/
笑の考察(ボオドレエルとベルグソン)/
クレマンソオの言葉/
ボオマルシェエ(鬼才ボオマルシェエ、フィガロの獨白)/
アンベリックの貧困/
シラノ・ド・ベルジュラック(『シラノ』閑言語、『シラノ』冗言)/
バタイユの死とベルンスタン/杉捷夫・解説
ふらんす人 ¥1,000 辰野 隆 講談社 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ 1991年 初版 カバー
北一輝論 ¥800 村上一郎/後藤総一郎・解説 角川文庫 白235-2 昭51 初版 カバー 小口ヤケ 地に書名記入 
-北一輝論/明治から昭和へ -支配と被支配の構造/私抄「二・二六事件」 -「革正」か「革命」か?/あとがき/解説
私小説作家論 ¥800 山本健吉 角川文庫 緑帯154 昭29 重版 帯 小口ヤケ、シミ有  
-葛西善蔵/牧野信一/嘉村礒多/宇野浩二/岡本かの子/北條民雄/瀧井孝作/志賀直哉/梶井基次郎/跋
世々の歌びと ¥1,000 折口信夫/西村亨・解説 角川文庫 白232-7 昭50 改版重版 カバー 小口ヤケ 
-女流短歌史/歌の話/正岡子規短歌抄/与謝野寛作歌抄/追い書きにかえて-明治の新派和歌/西村亨「解説・折口信夫と短歌史」
現代ミステリー傑作選 独り笑う殺し屋 ¥800 中島河太郎、権田萬治編/中島河太郎・解説/上原徹・カバー 角川文庫 緑410-13 昭64 初版 カバー背ヤケ 
赤川次郎「名探偵の子守歌」 
仁木悦子「虹の立つ村」 
岡嶋二人「火をつけて、気をつけて」 
高橋克彦「陶の家」 
菊村到「吉見百穴で眠れ」 
船戸与一「ジャコビーナ街道」 
戸板康二「木戸御免」 
生島治郎「密室演技」 
土屋隆夫「虚実の夜」/解説
死者は語らず -宝石傑作選集1-本格推理編 ¥1,000 中島河太郎編・解説/横尾忠則・カバー 角川文庫 昭54 重版 カバー 
鮎川哲也「五つの時計」 
竹村直伸「風の便り」 
島田一男「泥まみれ」 
佐野洋「E・P・マシン」 
渡辺啓助「吸血鬼考」 
戸板康二「臨時停留所」 
日影丈吉「消えた家」 
仁木悦子「おたね」 
佃実夫「毛唐の死」/
中島河太郎・解説/
中島河太郎「付録「宝石」の歴史」
モダン殺人倶楽部 -新青年傑作選集2 推理2 ¥800 中島河太郎編/玉井ヒロテル・カバー 角川文庫 昭53 重版 カバー 
角田喜久雄「死体昇天」 
水上呂理「精神分析」 
海野十三「人間灰」 
木々高太郎「睡り人形」 
平林初之輔「秘密」 
甲賀三郎「四次元の断面」 
山本禾太郎「閉鎖を命ぜられた妖怪館」 
江戸川乱歩「陰獣」(8編)/
中島河太郎・解説「『新青年』こぼれ話」

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